Vue I18n による絵文字ジェネレーターの多言語対応

各国の国旗

みなさん、こんにちは。絵文字ジェネレーターでは、昨年中盤に多言語対応を行い、日本語の他にも韓国語、中国語 (簡体・繁體)、英語での利用ができるようになりました。

絵文字ジェネレーターは、フロントエンドが Vue.js で作られており、多言語対応のために Vue I18n というプラグインを利用しています。 一部は Vue I18n では対応できない所もありますが、そこは適宜工夫して対応しています。 サーバーサイド側で対応している箇所も、いくつかあります。

この記事では、絵文字ジェネレーターをどのような手法で多言語対応したのかを説明します。 また、多言語対応をしてどうなったのか、その後の経過もお伝えしていきます。

Google 開発の 2D グラフィックライブラリ Skia の紹介とはじめかた

Skia

みなさん、こんにちは。今回は絵文字ジェネレーターの肝となる、絵文字の画像生成についての記事です。

絵文字ジェネレーター のサーバーサイドは Python で書かれています。そして、絵文字画像の生成部分は、独自のライブラリを C++ で開発し、それを Cython 経由で呼び出しています。

画像生成部分は、Skia という 2D グラフィックライブラリを内部では呼び出しています。Skia は Google が中心となって開発している C++ のライブラリで、Google Chrome や Android などの大きなプロダクトでも採用されている実績があります。

この記事では、2D グラフィックライブラリである Skia の概要と、簡単な使い方を具体的なコマンドとソースコードを交えて紹介します。次に、絵文字ジェネレーターでの Skia の利用例を解説して行こうと思います。

WebExtensions とブラウザ拡張機能、Slack への直接絵文字登録の仕組み

ブラウザ拡張機能

このブログは、高知工科大学 Advent Calendar 2018 の13日目の記事です。

絵文字ジェネレーター では、Google Chrome や Firefox 向けにブラウザ拡張機能を提供しています。ブラウザ拡張機能を使うと、絵文字をダウンロードするだけではなく、所属する Slack チームのカスタム絵文字としてブラウザから直接登録することができます。

この記事では、絵文字ジェネレーターのブラウザ拡張機能を紹介した後、そのブラウザ拡張機能を作るのに使われている WebExtensions API について解説します。

WebExtensions API は特定のブラウザに縛られない拡張機能開発のための API で、Google Chrome や Firefox、Microsoft Edge でサポートされています。

次に、実際のブラウザ拡張機能の中で、どのようにして Slack へ直接絵文字を登録しているのかを解説します。絵文字ジェネレーターのブラウザ拡張機能は TypeScript で記述されています。記事中では具体的なコードを絡めて説明していこうと思います。

静的サイトジェネレーター Pelican と Firebase Hosting で始める開発ブログ

Pelican x Firebase Hosting

みなさんこんにちは。いつも 絵文字ジェネレーター をご利用いただき、ありがとうございます!絵文字ジェネレーターの開発者です。

このたび、絵文字ジェネレーターのアップデートの告知、技術情報の発信を目的として、開発者ブログを立ち上げることになりました。このブログを通して、絵文字ジェネレーターのことをよりよく知っていただけますと幸いです。どうぞ、よろしくお願いします。

このブログはじめの記事は、このブログ自体の技術的な話となります。この開発者ブログは WordPress などの CMS 等は用いず、Python 製の静的サイトジェネレーター Pelican を用いて構築しています。記事は Markdown で記述し、生成された HTML は Firebase Hosting を用いてホスティングしています。

この記事では、これら技術選定の理由や、全体の構成、Pelican のテーマの作成方法までを順に説明していけたらと思います。